海有舟可渡，山有路可行，此爱翻山海，山海皆可平。
海には舟があって渡れ、山には道があって実行できる、この愛は山海を掘り返すことができて、山海はすべて平らであることができる。
生活总是让我们遍体鳞伤，但到后来，那些受伤的地方，一定会变成我们最强壮的地方。
生活はいつも傷だらけになっていますが、そのあとで、傷だらけになった場所は、きっと一番強くなっています。
山高自有客行路，水深自有渡船人。
山高には客行路があり、水深には渡し舟がある。
爱首先不是同一个特定的人的关系；它是一种态度，一种性格倾向。这种态度、性格倾向决定了一个人同整个世界的关系，而不是同一个“爱的对象”的关系。如果一个人只爱一个人，而对其他人漠不关心，他的爱就不是爱，而是一种共生性依恋或者是一种放大的自我主义。
——弗洛姆《爱的艺术》
愛はまず特定の人との関系ではない。態度や性格の傾向ですこのような態度や性格の傾向は、「愛の対象」ではなく、一人の人間と世界との関係を左右する。一人が一人だけを愛し、他の人に無関心なら、彼の愛は愛ではなく、一種の共生的な愛着、あるいは一種の拡大的自己主義だ。
——フロム『愛の芸術』
轻舟已过万重山。
軽舟は既に万重山を越えた。
人一旦习惯了自己总是有求不得的人生，久而久之，甚至对自己真正需求什么都渐渐糊涂起来。
——村上春树《奇鸟行状录》
人は、自分の求めていない人生に慣れてくると、どんどん自分の本当の要求に対して何かがわからなくなってくる。
——村上春樹の『ねじ式鳥行状録』
一朝春尽红颜老，花落人亡两不知。
一朝の春は紅顔ばかりして老いるが、花は散って人も死ぬことも知らない。
假作真时真亦假，无为有处有还无。
偽は真である時真も偽であり、無為有処有未だ無である。
世事洞明皆学问，人情练达即文章。
世事洞明皆学問、人情練達即文章。
花谢花飞花满天，红消香断有谁怜？
花謝の花は空に散って、紅消香断誰が怜れますか?
在生命的流程里，痴迷一个人，或是痴迷一个地方，为此激情燃烧，备受煎熬，孤独流浪，成为灰烬，也心甘情愿和在所不惜。
——《一个人的朝圣》
生命の流れの中で、1人の人に熱中して、あるいは1つの地方に熱中して、そのために激情して燃えて、ひどく苦しんで、孤独に流浪して、灰になって、同じく甘んじてすべてのことを惜しまない。
——『ある人の巡礼』